オンラインショップやSNSにおいて、ブランドを表現したロゴはとても重要なコミュニケーションツールです。理念や世界観を的確に伝えるロゴは、消費者の記憶に残り、市場でのブランド認知度アップや企業イメージの向上といった効果をもたらします。
本記事では、効果的なオンラインショップのロゴをデザインするためのポイントや、オンラインショップに最適なロゴが作成できるおすすめのロゴメーカーも紹介します。

オンラインショップのロゴとは
ロゴは、ECサイトやSNS、商品のタグやパッケージ、マーケティング資料などで顧客が必ず目にする、ショップの顔ともいえるものです。主に社名やブランド名の文字をデザイン化したタイプと、ブランドアイデンティティを表現したシンボルマーク、その両方の組み合わせというパターンがあります。
オンラインショップの第一印象に大きな影響を与える可能性があるため、どのような個性を持ったショップか、何を販売しているかがロゴから分かるようにすることが重要です。ブランドを視覚的に表現することで、顧客の目に留まりやすくなり、信頼感や他社との差別化にもつながります。
オンラインショップロゴで意識するべき3つの原則
ブランドや商品との関連が深い
優れたデザインのロゴは、主に販売している商品やブランドの雰囲気を一目で顧客へ伝えることができます。オンラインショップのロゴに商品の特徴やブランドの理念が的確に反映されることで、見込み顧客であるターゲットオーディエンスの好みやニーズに響くデザインとなり、認知拡大につながります。
商品との関連性を表現したロゴの好例が、日本酒の小売りや輸出を行うSAKE Street(サケストリート)のロゴです。日の丸のデザインで日本文化を想起させるとともに、「酒」の漢字をモチーフに酒器の形をかたどることで、扱っている商品のイメージが文字に頼らず世界中の人へ伝わるよう工夫されています。
シンプルである
効果的なオンラインショップのロゴは、シンプルではっきりと認識でき、記憶に残りやすい構成です。複雑だったり要素や色数が多いデザインは視認性が低下し、ブランドの印象が弱まってしまう可能性があります。
ペットフードなどの二次流通ネットショップ「cocoro(ココロ)」のロゴマークは、「動物殺処分0」と「ペットフード廃棄0」の2つの0が重なり2つのハートになったデザインです。同社の理念がシンプルに表現された、記憶に残るロゴです。
汎用性が高い
オンラインショップのロゴはECサイトのほか、SNSのアイコン、商品タグ、チラシなど、幅広い場面で活用されます。そのため、どんな場所でも視認性が高く、サイズを変更しても確実に認識できる汎用性が求められます。さまざまな使用場面を想定し、馴染みながらも目に留まるロゴを目指すとよいでしょう。
たとえば、ハンドメイドマーケットのminne(ミンネ)のロゴは、ゴシック体をベースに、温かみを感じるクラフト風のアクセントを加えた文字のみのデザインを採用しています。多種多様な世界観のハンドメイド作品とも調和するロゴです。
効果的なオンラインショップロゴを作成するための5つのポイント
1. ブランドアイデンティティを定義する
ブランドアイデンティティとは、顧客にどのように認識されたいかを定義する、ブランドの根幹をなす概念です。ブランドガイドラインの作成を通じて、理念や世界観、ターゲットオーディエンスの属性などを言語化しましょう。そこから連想されるキーワードなどを指針としてロゴデザインに反映させることで、一貫したブランディングができます。
2. 入念にリサーチをする
ロゴのデザイン方法において、ターゲット層の属性やライフスタイル、価値観などを調査し、把握することも重要です。また、意図せずロゴが類似してしまう事態を避けるためにも、成功しているブランドや競合のオンラインショップのロゴも調査しておきましょう。
3. 心理学的な効果を考慮する
ロゴに使用する色、図形、フォントによって、想起されるイメージや感情は変化します。心理学的なデザインを意識することで、ブランドへの印象がポジティブになるよう働きかけることができます。個人的な好みではなく、顧客にどんなブランドだと思ってほしいかを考慮して各要素を決定しましょう。
4. 複数のデザインを比較検討する
デザインが大きく異なるもののほか、配色やフォントが違うだけの案など、複数のロゴデザインを比較検討してから決定しましょう。ターゲット市場や見込み顧客からどの選択肢が好まれるか、アンケートやテストを行うことも重要です。
5. 他者の意見を取り入れる
顧客の支持を得るには、客観的な意見が重要です。ブランドを最もよく理解している従業員や同僚などに意見を求めたり、ターゲットオーディエンスに複数の試作ロゴを提示してアンケートをとったりするのもよいでしょう。他者の意見を柔軟に取り入れることで、顧客層に響くロゴが完成しやすくなります。
オンラインショップにおすすめのロゴメーカー
Shopifyの無料AIロゴメーカー
Shopify(ショッピファイ)の無料AIロゴメーカーは、ブランド名を入力するだけで複数のロゴがAI生成され、その中から自社のブランディングに適合するデザインを選択できます。デザインの追加や色の変更などのカスタマイズも、3回まで指示することができます。ロゴが完成したら、ダウンロードボタンをクリックしてメールアドレスを入力すると、ダウンロードリンクが送信されます。
Canva
Canva(キャンバ)は、豊富なテンプレートとドラッグ&ドロップの直感的な操作により、グラフィックデザインが可能なオンラインツールです。デザインのベースとなるテンプレートには、SNS用の画像や動画、名刺やチラシなどの印刷物、プレゼンテーション用ドキュメントなど、360万点以上が用意されています。またオリジナルの写真やイラスト、音源などだけではなく、1億4,100万点以上のストック素材も利用することができます。
Shopifyストアにロゴを追加する方法
Shopifyストアへのロゴの設置は、以下の手順で行います。
- Shopify管理画面の左側のメニューから「オンラインストア」をクリックし、右側に現れるテーマの「カスタマイズ」ボタン、左上の歯車マーク、「ロゴとファビコン」の順にクリックします。
- 「デフォルトのロゴ」の「選択」から、作成した画像をアップロードできます。
- 「デスクトップの高さ」「モバイルの高さ」のスライダーで、高さを調節します。
まとめ
オンラインショップのロゴは、ブランドの認知拡大や、顧客に信頼感を与えるうえで重要な要素です。ECサイト以外にも、SNSやマーケティング資料など幅広い場面で使用され、ブランドの第一印象に影響します。
まずはブランドアイデンティティを定義し、それに沿うイメージの色や図形、フォントを選択しましょう。ターゲット層や他社のロゴをリサーチしたり、複数案の比較検討や他者の意見を求めることなども優れたロゴ作成のポイントです。
本記事を参考に、ブランドの理念や商品を的確に表現したロゴを作成し、認知拡大や顧客の獲得を目指しましょう。
オンラインショップのロゴに関するよくある質問
オンラインショップのロゴはなぜ重要?
オンラインショップのロゴは、ECサイトやブランドの第一印象を決定づける役割を持っています。どのような個性のブランドか、何を販売しているかを的確に伝えられるデザインにすることで、認知度の拡大や競合との差別化に役立ちます。
オンラインショップのロゴを作成する際に意識するべきことは?
- ブランドや商品との関連性
- シンプルなデザイン
- 汎用性の高さ
ツールを持っていなくてもオンラインショップのロゴを作れる?
はい、作成できます。Shopifyの無料AIロゴメーカーやCanvaなど、無料で利用できるオンラインツールを活用するのがおすすめです。




